患者からゆずられてきた 心臓の同時移植がとうとう始まった。
「やりなさい 朝田!」
と 鬼頭に言われうなずく 朝田。
「残念でしたね」
と 松平に声をかけられた鬼頭は
「残念? 私の患者よ 死なせないわ」
と 立ち去る 鬼頭。
荒瀬曰く“最強のチーム” チームドラゴン。
しかし雄太を開胸すると、想定以上の癒着が判明した。
朝田はあせることなく これができるのは 俺とお前だけだと
外山に伝え冷静に手術を進める。
騒然とする明真の医師たちの中、1人の男が
明真に現れた。霧島軍司(北村一輝)だ。
見学室では片岡が、外資に身を置くようになった理由を
藤吉に 自分の父が患者のことを考えた続けた医師で
両親共に頑張っていたが結局 誰にも認められることなく
死んでいき 自分自身も医療を目指していたがあきらめた。
と語っていた。
そんなとき手術室で内線電話が鳴る。
ドナー心臓を取りに行った伊集院が
足止めを食っているという。
それを聞いた片岡は、ヘリコプターを手配した。
山中で心臓をかかえたままさまよう伊集院が絶望の
淵にいるとヘリコプターが現れた。ドナー心臓は、
なんとか間に合う。
だが、癒着剥離が終わりそうもなかった。
朝田は突然、癒着剥離終了を宣言する。
少ない癒着剥離で手術を進ませる術式へと変更したのだ。
しかし、見学室に現れた霧島は、この術式でも成功する
確率は0.1%と極めて低い事を藤吉に告げる。
一方、パーティー中の野口に、朝田たちの手術がばれた。
すぐさま中止を叫ぶ野口だが、片岡に手術を中止すれば、
心臓移植は失敗。それより心肝同時移植を進める朝田たちが
成功すれば、日本で初めての例になるという片岡に、野口は
取らぬ狸の皮算用をするのであった。
朝田のチームはすばやく的確に手術を進め
手術を終えるのだが…ほっとしたのもつかの間、心電図の
アラームが鳴り響く。手術時間が長すぎ、ドナー心臓が悲鳴を
上げていたのだ。電気ショックを与えても回復しない。
朝田は、両手でそっと心臓を包み触診すると、手術開始を告げ、
すぐさま切開に入った。
無謀な展開に思えたが 縫合された心臓は
見事に鼓動を再開した。
0.1%を100%にする男 朝田であった。
手術の成功は、パーティーで挨拶している
野口にも伝えられ我が事のように、伝えようとする野口だが
後ろに映し出されていた映像が、野口のスキャンダルを報じ始める。
愕然とする野口。
善田と片岡。2人は、協力して野口を失脚させたのだった。
鬼頭の患者 山野のストレッチャーに付き添う鬼頭と霧島に
出会う。山野は霧島が持ち込んだ次世代型人工心臓で
一命をとりとめたのだ。鬼頭と霧島の手によっても、
1人の患者が救われていたのだ。
野口は融資の約束も打ち切られ明真の新しいオーナーが誕生した。
片岡は善田に経営方針の一新を伝えた。
明真はスケールメリットを生かした総合病院となり、
地域医療は引き続き善田の北洋が行うこととなった。
明真では、雄太の為にクリスマスパーティーが開かれる。
中に入ることを躊躇している片岡に朝田は
皆が待っているからと 中に引き入れた。
北洋のメンバーは北洋に帰っていったがお互いに
協力関係を硬く約束した。
そして 朝田だけは、渡航していた。
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